VRヘッドマウントディスプレイ「Rift」が3月28日に発売となりました。
発売に合わせ、海外の様々なマスメディアでRiftのレビューが公開されました。
Oculus Riftの評判は上々のようで
良い点としては、
Oculus Rift本体のデザインや作りの良さ
セットアップが手軽なこと
最初から結構な数の対応ソフトがあること
そしてなにより、バーチャルリアリティの没入感の凄さ
などが挙げられています。
一方で悪い点としては
タッチコントローラーがまだ発売されていないこと
ロンチ時の対応ソフトはカジュアルなものが多いこと
Rift向けのコンテンツが出揃っていないこと
ハイスペックなPCが必要なこと
などが挙げられています。
第1世代VRヘッドマウントディスプレイとしては上出来のRift
今この段階だと、値段が高めで対応ゲームソフトが未成熟だということもあって、すぐに買うべきという感じではなさそうです。
また、VR酔いであったり目への影響がまだ十分わかっていないということで、人によっては気持ち悪くなったり、目が痙攣したりといった症状が出るという報告もあります。Oculusは最長でも連続使用は30分で、30分使ったら休憩するようにと注意しています。
子供は使用厳禁です。子供の目への悪影響は未知数なためです。
New York Timesは「VRはまだ荒削り」だと評価しています。
Polygonは8.5というスコアをつけ、「待ったかいがあった」としつつも、「改善すべき点はいくつかある」としています。
新しい技術に興味があり、VRの将来を見据えている人は早めの投資をしても良さそうです。タッチコントローラー等は2016年後半に発売予定となっています。
しかし、この先さらに改良されたVRヘッドマウントディスプレイが登場することも考えられるため、一般的なゲーマーが興味本位で気軽に手に取るのとは少し違うと思います。
このVRの技術は本物だということは多くのメディアが報じています。しかしあらゆる部分が成熟するまでにはまだ時間がかかると言った所でしょう。
また、今後発売予定のHTC Vive、PlayStation VR、Razer OSVRといった他社製品との比較も重要になってきます。
企業などがイベント等でアトラクションとしてVRヘッドマウントディスプレイをいち早く導入するということは多くなりそうです。
そういった体験会などでVRヘッドマウントディスプレイを装着してVRを体験してみるというのはかなり推奨されています。