新型「Xbox One」が今年のE3で発表されるという噂が報じられています。
新型のXbox Oneは現行のXbox Oneよりも高性能だということです。
新型のXbox Oneは6テラFLOPSというかなりの高性能な演算性能を目指しているとのこと。
現行のXbox Oneが1.32TFLOPSですから、4倍以上の性能になります。
そして、4K画質やVRへの対応も考えている模様。
新型Xbox Oneは2017年に発売される予定のようです。
あくまでの噂ですが、新型のXbox Oneが出るというのは間違いないでしょう。
マイクロソフトはXbox Oneの「キネクト」の戦略に失敗しています。
Xbox Oneの発売当初はPS4より100ドル高いけどPS4より性能が低いということで売れ行きが低調でした。
しかし、キネクトを外して100ドル値下げしたことで、販売台数はWii Uを大きく上回っています。
この新型で超高性能なXbox Oneで盛り返したいといったところでしょう。
高性能PS4（NEO）と新型Xbox Oneが出る理由
PS4とXbox Oneが発売されてから3年が経とうとしています。
今回、高性能な新型を両社が発売する理由としては、最新の14nm FinFETアーキテクチャのGPUが非常に良いというのがあげられます。
NVIDIAのGeForce GTX 1080が低消費電力で凄まじい性能を誇ることからもわかるように、AMDの次期GPUも非常に高効率だと予想されます。
PS4もXbox OneもPCアーキテクチャを採用しているため、性能の向上はかつてのPS3やXbox 360と比較しても簡単です。
生産コストがほとんど変わらずに性能を一気に引き上げることができるわけですから、これをやらない手はありません。
また、VRヘッドセットが発売されて「VR時代」がやってきた場合に、現行のPS4やXbox Oneの性能は不十分だと思われます。
そういう理由で、新型・高性能型のゲーム機が開発されることになったと言えるでしょう。
新型のXbox OneやPS4では、高解像度・高フレームレートでゲームを動作させることができます。
ゲームメーカーとしては新たなグラフィックス設定を追加しなければならないため苦労するかもしれませんが、マルチプラットフォームにはすっかり慣れてるでしょうから、それほど大きな問題にはならないと思います。
一方で、既にXbox OneやPS4を買った人からすれば、「高性能型が出るなら待ったのに」と後悔してしまう可能性があり、企業側がどういう対応をしてくれるのか気になるところです。
