ファイナルファンタジー15が11月29日に発売されますが、発売の10日ほど前に中東や南米など一部の地域で販売されてしまい、ネタバレ動画や画像が出回るという事態になりました。
スクウェア・エニックスはYouTubeやTwitch等で配信の停止や動画の削除を行って対応しましたが、国内のまとめブログ等が拡散をしてしまい、購入予定者がそれを見てしまうということになり、スクウェア・エニックスは声明を出し、ディレクターらが謝罪するという異様な事態になりました。
↓FF15をフラゲされた方(11月18日)
No es falso #finalfantasyxv pic.twitter.com/OjZ3rAdTeL
— LordKelsen (@diegopantan) 2016年11月17日
日本国内での騒がれ方は"異常"
今回のFFのフラゲ及びネタバレに対する国内メディア(主にまとめブログ)や2ちゃんねるでの反応は異常なレベルです。
海外でもKotaku.comが、FF15のネタバレがあちらこちらに出回ってるという記事を書き、読者に警告していましたが、日本国内ほど欧米やアジア諸国では騒がれていません。
むしろ、この件について田畑ディレクターが言及したり謝罪したことのほうが大きく報じられています。
そもそも海外では発売日が守られないことなど日常茶飯事です。
GTA5やアンチャーテッド4なども1週間前には既にフラゲして配信していた人がいました。
「Breaking Street Date」などと言われますが、特にゲームの販売元と販売店の信頼関係がまだ成熟していない地域では発売日が守られないのは当たり前だったりします。
日本だと1~2日程度ですが、海外だと1週間はざらです。
そのため、欧米のゲーマーたちは自衛手段を取ったり、早めに入手した人は「Spoiler(ネタバレ)」と書いて注意喚起を促しています。
つまり、「ネタバレがあるかもしれない」と発売直前には常にある程度の警戒をしている人が多いということです。
日本でネタバレの拡散が酷いという発言を曲解
FF15の田畑ディレクターがIGNの番組に出演した際に、特に日本でネタバレの情報を拡散している人達がいると発言しました。
つまり、ネタバレの拡散が特に酷いのは日本の一部の人達ということです。
一部の人間が、これを「日本人が悪い」と発言したかのように曲解。それをまとめブログがさらに拡散。
日本でネタバレ拡散が酷いのは事実です。
FF15に対して異常な程のネガティブキャンペーンが行われている
FF13やFF14の時もそうでしたが、ファイナルファンタジーXVとスクウェア・エニックスに対して、通常では考えられないほどのネガティブキャンペーンが行われています。
ニコニコ生放送の番組等でもコメントでネタバレをする人がたくさんいたりと異様な広がり方をしています。
ゲームのストーリーに関する重要な情報が発売前に公開されてしまっているわけなので、ここまでの炎上商法やノイジーマーケティングはありえないと思います。
いわゆるアンチというレベルではなく、会社に対して損害を与えてやろうという類のネガティブキャンペーンです。
もちろん、一部のサイトはアクセス稼ぎのために今回の騒動を取り上げていそうですが、Twitterや2ちゃんねるで同じ様な人たちがネタバレコピペの投稿を繰り返していたりとネガティブキャンペーンに必死になっています。
スクウェア・エニックスの株主を名乗る人物は、スクウェア・エニックス側に法的措置を取るようにという声明を出し、後日、スクウェア・エニックスも悪質なものには法的措置を検討すると発表しました。
メーカーのネタバレ対策は不可能
発売日を守るように言っても守らない販売店があるのはどうしようもありません。(主に新興国の店舗)
かといって、インターネット認証を必須にするとそれはそれで不満が出るわけです。
キャプチャボードを使えばシェア機能をブロックしていても画面を撮影できますし、やろうと思えば画面をカメラで撮ることもできます。
したがって、ネタバレしている事をメーカーに咎めるのは全くの的外れです。
ゲームのコミュニティサイトを見ればもしかしたらフラゲした人が書いたネタバレを目にするかもしれないというのは誰にでもわかる事ですが、一つだけ言えるのは、悪意を持ってネタバレを拡散しようとしている人間だけは許されないということです。
もしかしたら将来、ゲームのディスク販売がなくなった時には、発売日までリークされることがない時代が来るのかもしれませんが・・・
そもそもネタバレ拡散をしている人達が誰なのかを冷静に考える
愉快犯も混ざってそうですが、大半はFF15が売れては困る人達とスクウェア・エニックスを敵対視している人達とPS4が売れては困る人達です。
ゲームが良い悪いという評価ではなく、ゲームの核心部分のネタバレを拡散させようと目論む輩というのは「悪質」以外の何者でもないでしょう。
ストーリーを楽しみにしていたのに、ネタバレを見てしまったことで購入をやめたという人も少なからずいるでしょう。
スクウェア・エニックスは、ネタバレを掲載した「やらおん」等のブログを営業妨害で訴えてもいいのではないでしょうか?
スクウェア・エニックスは真剣に悪質な人間に対して措置を講じる必要があります。見せしめでもなんでもいいのでやらなければならない。そうでなければ、作品が出るたびにネタバレが拡散してしまい損害を被ることになります。
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事実上のネタバレ解禁は11月28日の20:00頃?
日本時間11月28日の20時には、オーストラリア等で正式に発売されます。
したがって、この時間を過ぎたら普通に配信をしている人も増えてきます。
もちろん29日になれば日本でも多くの人が配信したり画像を投稿したりするでしょう。
以降は完全に自己責任となります。