ニンテンドースイッチ2のディスプレイ(画面)が、ニンテンドースイッチ1よりも悪く、残像が発生すると話題になっています。
応答速度とは、画面上の色が別の色に変化するのにかかる時間です。
これが速いほど滑らかな映像になり、遅いと残像が発生し、遅延も感じます。
上の比較画像を見ると、Switch 2の液晶画面は普通の液晶モニターと比べて5倍以上応答速度が遅いことがわかります。
それだけでなくSwitch 1よりも10ms~15msほど遅い。
ちなみにSwitch2で太鼓の達人やるとこうなります pic.twitter.com/dhi5I2ufY9
— 奏月湊音 🎼ドンだー系YouTuber🌙 (@Kanatsuki3710) 2025年6月18日
16ms以上なのはヤバい
60fpsの映像を正確に描画するには応答速度は16.67ms以下でなければなりません。
60fpsの場合、1コマ表示するのに16.67ミリ秒かかりますが、16.67ミリ秒以下で画面に反映させないと、次のコマも同時に表示されてしまい残像となります。
Switch2の場合、16msを大幅に超えてしまっているため、60fpsの映像の恩恵の一部を得られなくなります。
気になる人はChatGPTに「画面の応答速度が16msを超えると、60fpsの映像に支障がでる?」とでも聞いてみましょう。
以下は検証動画です。
Switch 2の液晶画面の応答速度が遅いのはバッテリー消費を抑えるためだと推測されています。
シューティングゲーム、格ゲー、レースゲームなどのジャンルでは特にこの残像が問題となります。
一方、どうぶつの森のようなゲームやターン制のRPG、カードゲーム等ではそれほど気にならないかもしれません。
将来、より高性能なディスプレイを搭載したSwitch 2も発売されるのかもしれませんが、その場合価格は5万円では済まないでしょう。