Wii Uの生産が年内に生産終了か。任天堂は否定

日経が報じたところによると、任天堂のゲーム機「Wii U」の生産が年内にも終了するそうです。

しかしこの件について任天堂は「来期以降も生産は継続して行う予定」だと取材に答えているそうです。

任天堂は今年のE3にあわせて新プラットフォーム「Nintendo NX」を発表するとみられています。

噂では、Wii U向けに開発されている「ゼルダの伝説」の新作がなかなか発売されないのは、NX用ソフトとして再開発されているからだとも言われています。

Wii Uは国内ではスプラトゥーンなどで販売数を伸ばしていますが、世界的にはPS4の1/3程度、Xbox Oneよりも700万台近く少なく不調が続いています。Wii Uがライバル機より1年早く発売されたことを考えると致命的です。

任天堂がこれまでターゲットにしていたユーザー層が、スマートフォンゲームに移っており、任天堂も最近スマートフォン用アプリのMiitomoをリリースするなど、家庭用ゲーム機以外にも手を伸ばしています。また、ポケモンのスマートフォンも開発されています。

Wii Uの生産終了はまだ決定事項ではなさそうですが、検討されているのではないかと推測されます。

Wii Uは、サードパーティの開発者からは開発しづらいと不評で、エレクトロニック・アーツやUBISOFT、アクティビジョン等は主力タイトルをWii U向けには開発していません。
しかし、新プラットフォームの「NX」がデベロッパーフレンドリーなものであれば、サードパーティが再び任天堂のプラットフォームに戻ってくるため可能性があります。
そのためには、早い段階でNXに移行してもらいたいと考えられます。