返金対応等で悪い意味で話題になった「サイバーパンク2077」ですが、このゲームをPCでプレイするべき最大の理由はバグではありません。
家庭用ゲーム機版はフレームレートやグラフィック、さらにはバグという部分で問題だらけになっていたのですが、それとは別な問題があります。
サイバーパンク2077の日本版は規制されまくっている
サイバーパンク2077の日本版は、CEROのレーティング過程で規制だらけになってしまっているのです。
血の量や欠損表現はもちろんですが、性的な描写・表現の多くが日本版では消されています。
PC版は規制無し
PC版はこれらの規制が一切ありません。
「なぜ規制されてないの?」と疑問に思う人もいるでしょう。
その理由は、「CEROのレーティングを受けなくても販売できるから」です。
PCゲームは今やデジタル流通のみとなっており、店頭に並ぶことはまずありません。
さらに、「サイバーパンク2077」に関しては、開発元のCD ProjektがPC版を直接販売しているため、たとえゲーム内容で日本の団体が文句を言ったとしても、CD Projektはポーランドの企業なので「日本の基準など知ったことか」で押し通せてしまうのです。
そもそも、日本の法律で規制されているわけではないのです。
しかし、PS4版やXbox版は、店頭にパッケージが並ぶこともあり、日本企業のスパイク・チュンソフトが販売を担当しているため、日本の団体にグチグチ言われるとスパイク・チュンソフトが痛い目にあってしまうので、CEROがゲーム内容に責任を負いますよという形で規制されているわけです。
尚、中国の場合は基準を満たしていないと政府が販売させないので、絶対に規制されることになります。
規制前のシーンのスクリーンショット
規制前のシーン(PC版)ってどんな感じなのかと気になる人は下のリンク先でご覧ください。